2009年01月14日

もうメロメロ・・・

新春早々、恋をしました。

相手の名はパトシリア・プティボンです。

フランスのソプラノ歌手です。
出会いはN○Kのクラシック音楽の番組でのリサイタル。

クラシック音楽でこんなリサイタルあり? って思う
ぐらい、奔放でユニークです。しっとりと歌とピアノ
で聞かせる曲があるかと思えば、曲によって、
鐘だとか、太鼓、笛、タンバリン、はたまた子どもの
おもちゃみたいなものまで様々なものが出てきて、
曲に効果音をつけていきます。

それらが、違和感が全くなくて、この音が
なかったらこの音楽は成り立たないんじゃないか
と思うぐらいマッチして聞こえます。
(サティの曲ではピエロの丸い鼻で鼻をつまみ、
声色を変化させて登場人物を演じわけていました)

また、途中からピアノ奏者のマチェイ・ピクルスキと
2人でコントにまで発展して、客を笑いに誘います。
おもちゃのピストルまで出てきました。

こんなふざけたことをしていながら、歌の表現力
がものすごいです。彼女の歌声を聴き表情を見ていると、
恋する少年になったり、アメリカの悠久の大地が目の前
に浮かんできたり、おとぎ話の世界に入り込んだり。
そして、ある時には娼婦のようにと千変万化です。

曲からここまで発展させて表現できるというのは、
すごく豊かな想像力の持ち主です。

しかも、きれいです。
もうメロメロです。

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